鉄筋の継手及び定着
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.20の問題です。論点は「鉄筋工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋の継手及び定着に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) スパイラル筋の柱頭及び柱脚の端部は,40d(dは異形鉄筋の呼び名の数値又は鉄筋径)の定着をとる。
解き方
- スパイラル筋の柱頭・柱脚の末端部は,1.5巻以上の添巻きとし,末端に6d以上の余長のフックを設ける(標仕(平成28年版)5.3.4 図5.3.5)。40dの定着をとるのではないので,(2)が最も不適当である。なお中間部の重ね継手は50d以上とする。
- 耐圧スラブ付きの基礎梁は地反力を受けて応力が一般の梁と逆になるので,下端筋の継手は引張の小さいスパン中央部に設ける。
- フックあり定着の長さはフック部分を含まず,定着起点からフックの折曲げ開始点までとする(標仕 表5.3.4 注5)。梁主筋の重ね継手は,隣り合う継手の中心位置を重ね継手長さの約0.5倍ずらすか,1.5倍以上ずらす。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。耐圧スラブ付き基礎梁は応力が逆になるため,下端筋の継手はスパン中央部とする。
- (2)適当でない。スパイラル筋の柱頭・柱脚の端部は1.5巻以上の添巻きとし,フックを設ける。
- (3)適当。フック付き定着の長さは定着起点からフックの折曲げ開始点までの距離である。
- (4)適当。隣り合う重ね継手の中心位置は約0.5倍ずらすか,1.5倍以上ずらす。
引っかけ:スパイラル筋の数値は「端部1.5巻+6dフック」「重ね継手50d」。40dは出てこない。
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論点ページ:鉄筋工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.20。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する