墨出し(逃げ墨・高さの基準墨)
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.18の問題です。論点は「仮設工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
墨出しに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 2階より上階における高さの基準墨は,墨の引通しにより,順次下階の墨を上げた。
解き方
- 2階より上階の高さの基準墨は,下階の墨を順次引き通すと誤差が累積する。そのため,1階の基準高さから鋼製巻尺などで直接測定して各階に設ける。よって(2)が最も不適当である。
- 通り心が打てないときは,通り心から一定距離(1m など)離れた逃げ墨を基準墨とする。柱主筋への高さの墨の移しは台直し後に行い,基準墨は墨出し基準図にまとめる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。通り心が打てない場合は,通り心から離れた位置に逃げ墨を設けて基準墨とする。
- (2)適当でない。上階の高さの基準墨は,下階からの引通しではなく1階の基準高さから直接測定して設ける。
- (3)適当。柱主筋に高さの墨を移すのは,台直しを終えて主筋が安定した後に行う。
- (4)適当。通り心やベンチマークなどの基準墨は図面化し,墨出し基準図を作成する。
引っかけ:上階への墨の引通しは誤差が累積する。高さは「1階の基準から直接」。
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論点ページ:仮設工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度 前期(2018年6月10日(日)実施) No.18。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する