防水形複層塗材Eの下地と塗付け
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月19日(日)実施) 問題5 設問5の問題です。論点は「左官工事」(重要度B・解答の形は五肢択一・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
次の1.から8.の各記述において,[ ]に当てはまる最も適当な語句又は数値の組合せを,下の枠内から1つ選びなさい。
5. 防水形合成樹脂エマルション系複層仕上塗材(防水形複層塗材E)仕上げとする場合,下地のセメントモルタル面を[a]仕上げとする。
主材の基層塗りは,2回塗りで[b]kg/m²とし,だれ,ピンホール及び塗残しのないように下地を覆うように塗り付ける。
主材の模様塗りは,1回塗りで0.9kg/m²とし,見本と同様の模様で均一に仕上がるように塗り付ける。
上塗材は,[c]回塗りで0.3kg/m²とし,色むら,だれ,光沢むらの発生のないように均一に塗り付ける。
解答欄
正解
正解:(5) a 金ごて ― b 1.7 ― c 2
解き方
- 仕上塗材の種類に応じたモルタル下地の仕上げは表15.6.3により,防水形複層塗材E・CE・RE,可とう形複層塗材CEなどは金ごて仕上げとする(標仕 15.6.4(3))。防水形の塗膜は薄く連続した膜で下地を覆うので,平滑な金ごて面が必要である。
- 表15.6.1(その3)で,防水形複層塗材Eの主材基層は1.7kg/m²以上を2回塗り,上塗材は2回塗りとされ,主材基層塗りは2回塗りとし,だれ,ピンホール及び塗残しのないよう下地を覆うように塗り付ける(標仕 15.6.6(16)(17))。したがって a 金ごて・b 1.7・c 2 の組合せである。なお,同表の所要量は「以上」で示され,模様塗り(E)は0.7kg/m²以上,上塗材は0.25kg/m²以上であり,問題文の0.9・0.3kg/m²はこれを満たす値である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。aは木ごてではなく金ごて,bは1.5ではなく1.7,cは1ではなく2である。
- (2)適当でない。cは1ではなく2である。
- (3)適当でない。aは木ごてではなく金ごてである。
- (4)適当でない。bは1.5ではなく1.7である。
- (5)適当。aは金ごて,bは1.7,cは2で,すべて正しい。
引っかけ:複層塗材Eの一般品は下地を木ごて・金ごて・はけ引きのいずれでもよいが,防水形は金ごてに限られる。
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→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月19日(日)実施) 問題5 設問5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する