外装薄塗材E仕上げの施工
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年10月16日(日)実施) 問題4 設問3の問題です。論点は「左官工事」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
外壁コンクリート面を外装合成樹脂エマルション系薄付け仕上塗材(外装薄塗材E)仕上げとするときの施工上の留意事項を2つ,具体的に記述しなさい。
ただし,解答はそれぞれ異なる内容の記述とし,材料(仕様,品質,運搬,保管等),作業環境(騒音,振動,気象条件等),下地,養生及び作業員の安全に関する記述は除くものとする。
解答欄
正解
留意事項 1 模範解答
下塗材は所要量0.1kg/m²以上を,だれや塗残しのないように全面に均一に塗り付ける。
43 字別解
材料は製造所の指定する水量で均一に練り混ぜ,可使時間内に使い切る量を練る。
下塗りから主材塗りまでの工程間隔時間は,製造所の指定する時間を確保する。
留意事項 2 模範解答
主材を吹き付ける場合は,見本塗板と同じ模様になるよう,製造所の指定する吹付け条件で所要量1.0kg/m²以上を2回に分けて吹き付ける。
67 字別解
工程ごとの所要量を見本塗板で確認しておき,仕上り面は見本と色合や模様が同様で,むらやはじきがないことを確かめる。
シーリング面に塗る場合は,シーリング材の硬化後に塗重ね適合性を確認してから施工する。
要点(書けていたものにチェック)留意事項 1留意事項 2
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 標仕 15.6 による。外装薄塗材Eは下塗材と主材からなり,吹付けの場合の所要量は下塗材0.1kg/m²以上・主材1.0kg/m²以上,塗り回数は下塗り1回・主材2回(表15.6.1)。
- 下塗りはだれ・塗残しのないように均一に塗り付け,主材は見本と同様の模様で均一に仕上がるよう,製造所の指定する吹付け条件で吹き付ける(15.6.6(2))。材料の練混ぜは製造所の指定する水量で均一に行う。
- 見本塗板は工程ごとの所要量が確認できるものとし,工程ごとの所要量等を確認する(15.6.3(1)・(6))。単位面積当たりの使用量による確認が標準とされているのは防水形・軽量骨材仕上塗材で,仕上りは見本と色合・模様等が同様でむら・はじき等がないことを確かめる(15.6.7,表15.6.4)。仕上げ工程の放置時間を守る(15.6.3(2))。シーリング面への施工はシーリング材の硬化後に塗重ね適合性を確認する(15.6.3(7))。下地調整(ひび割れ補修・下地調整塗材)は下地,降雨・強風時の中止は気象条件に当たり除外事項である。
引っかけ:下地調整塗材の塗付けや下地の乾燥は「下地」,降雨・低温時の施工中止は「気象条件」,開口部のマスキングは「養生」で,いずれも除外事項になる。
同じ論点の過去問
令和7年度 問題5 設問5防水形複層塗材Eの下地と塗付け
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令和3年度 問題5 設問4セルフレベリング材塗り
令和元年度 問題4 設問5セメントモルタル塗りの表面仕上げ
論点ページ:左官工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年10月16日(日)実施) 問題4 設問3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する