耐火被覆(吹付けロックウール工法)
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月19日(日)実施) 問題4 設問3の問題です。論点は「鉄骨工事」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
鉄骨工事の耐火被覆において,吹付けロックウール工法の施工上の留意事項を2つ,具体的に記述しなさい。
ただし,1.から4.の解答はすべて異なる内容の記述とし,気象条件による作業の中止及び保護具の使用に関する記述は除くものとする。
解答欄
正解
留意事項 1 模範解答
吹付け厚さは確認ピンを差し込んで確認し,柱は各面,梁はウェブ両側と下フランジに差して所定の厚さを確かめ,ピンは存置する。
60 字別解
かさ密度と厚さを確認するため,施工面積に応じて試料を採取して測定し,認定された値以上であることを確認する。
デッキプレートと梁の隙間や貫通孔の周囲,取付け金物の部分は吹き残しがないように入念に吹き付ける。
留意事項 2 模範解答
吹付け前に鉄骨面の浮き錆・油分・じんあいを除去し,耐火材の付着を阻害しない状態であることを確認する。
50 字別解
吹付け後は,表面をこて等で押さえて平滑にし,ロックウールの繊維の脱落と飛散を防ぐ。
吹付け箇所の周囲はシート等で養生し,ロックウールの飛散と周辺の仕上げ面・設備機器の汚損を防ぐ。
要点(書けていたものにチェック)留意事項 1留意事項 2
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 耐火材吹付けの材料及び工法は建築基準法に基づく認定を受けたものとし,吹付けに当たっては十分な養生を行い周辺への飛散防止に努める(標仕 7.9.4)。耐火被覆は取付け強度及び付着強度が十分であるものとし,貫通孔部,デッキプレートと梁の隙間,主要部材の取付け金物等は適切に被覆する(標仕 7.9.3)。
- 令和7年版の標仕には確認ピンの本数の定めがない。平成28年版の標仕 7.9.4(c)は,吹付け厚さを確認ピンで確認し,柱は1面に各1箇所以上,梁は1本当たりウェブ両側に各1本,下フランジ下面に1本,下フランジ端部両側に各1本差し込み,スラブ及び壁面は2m²程度につき1箇所以上とし,確認ピンはそのまま存置すると定めていた。現在も一般に確認ピンで厚さを確認する。かさ密度・厚さは,一般に施工面積に応じて試料を採取して確認する。
引っかけ:工事概要などに出る「巻付け工法」と混同しない。吹付けロックウールは厚さとかさ密度の両方で耐火性能が決まる。
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論点ページ:鉄骨工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月19日(日)実施) 問題4 設問3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する