令和7年度 問題4 設問4論点:改修・解体重要度 C未着手

RC造建物の解体(外周部の転倒工法)

これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月19日(日)実施) 問題4 設問4の問題です。論点は「改修・解体」(重要度C・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。

鉄筋コンクリート構造の建物の解体において,外周部を転倒工法で解体する場合の施工上の留意事項を2つ,具体的に記述しなさい。

ただし,1.から4.の解答はすべて異なる内容の記述とし,気象条件による作業の中止及び保護具の使用に関する記述は除くものとする。

解答欄

0 / 65 字
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本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

留意事項 1 模範解答

一度に転倒させる壁は柱を含む1~2スパン程度とし,縁切り後は控えのワイヤロープを張って外側への転倒を防止する。

55 字
別解

縁切りは鉛直方向を先に行い,脚部の水平方向の縁切りは最後に行って,引き倒す前に壁が不意に転倒しないようにする。

縁切りした壁は放置せず,その日のうちに引き倒すように作業量を計画する。

留意事項 2 模範解答

転倒させる位置の床上にはガラ等のクッション材を敷き,転倒時の衝撃と振動・騒音を緩和し,床の損傷を防ぐ。

51 字
別解

引き倒す前に転倒方向と転倒範囲の作業員を退避させ,合図者を定めて合図を確認してからワイヤロープで内側へ引き倒す。

転倒させる壁を受ける床は,必要に応じて下階に支保工を設けて補強し,転倒時の衝撃による床の崩落を防ぐ。

要点(書けていたものにチェック)留意事項 1留意事項 2
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. 転倒工法は,外周部の柱・梁・壁を縁切りして建物の内側へ引き倒し,敷地外への落下を防ぐ工法である。一般に,一度に転倒させる大きさは1~2スパン程度とし,縁切りは鉛直方向の縁切りの後に脚部の縁切りを行い,外側へ倒れないよう控えのワイヤロープを張る。
  2. 転倒する床面にはガラなどのクッション材を敷いて衝撃・振動を緩和し,必要に応じて下階に支保工を設ける。引き倒す際は転倒範囲の作業員を退避させ,合図を定めて行う。縁切りした状態での放置は避け,当日中に転倒させる。外壁,柱等の引倒し等の作業を行うときは,一定の合図を定めて関係労働者に周知し,引倒し等により危険を生ずるおそれのある他の作業従事者が避難したことを確認してから行う(労働安全衛生規則 第517条の16)。
引っかけ:転倒工法の要点は「内側へ倒す」「外側へ倒さない措置」「衝撃の緩和」である。保護具(ヘルメット・墜落制止用器具)の使用は除外されている。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月19日(日)実施) 問題4 設問4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する