コールドジョイントの発生防止
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月19日(日)実施) 問題4 設問2の問題です。論点は「コンクリート工事」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート工事の打込み時において,コールドジョイントの発生を防止するための施工上の留意事項を2つ,具体的に記述しなさい。
ただし,1.から4.の解答はすべて異なる内容の記述とし,気象条件による作業の中止及び保護具の使用に関する記述は除くものとする。
解答欄
正解
同一区画の打重ね時間間隔は,先に打ち込んだコンクリートの再振動可能時間以内とし,打重ねの順序と時間を計画して管理する。
59 字打込み区画・順序と1回の打込み量を計画し,ポンプ車の台数と生コン車の配車間隔を調整して途切れないように打ち込む。
壁は一度に打ち上げずに各層の打込み高さをそろえて回し打ちし,各層の打重ねが所定の時間間隔内に収まるようにする。
打重ね時間間隔は,一般に外気温25℃未満で150分,25℃以上で120分を目安とし,これを超えないよう打込み量を計画する。
上層を打ち込むときは,棒形振動機の先端を下層のコンクリートに10cm程度挿入して締め固め,上下層を一体化させる。
56 字凝結が早まるおそれがある場合は,AE減水剤遅延形を用いるなどして凝結を遅らせ,打重ねまでの時間を確保する。
練混ぜから打込み終了までの時間は外気温25℃以下で120分,25℃を超える場合は90分以内とし,荷卸し後は速やかに打ち込む。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 同一区画の打込み継続中における打重ね時間間隔の限度は,先に打ち込まれたコンクリートの再振動可能時間以内とする(標仕 6.6.3(8))。標仕は打重ね時間間隔を分の数値では定めていない。一般に,外気温25℃未満で150分,25℃以上で120分が目安とされる。
- 棒形振動機は打込み各層ごとに用い,その下層に先端が入るようにほぼ垂直に挿入し,挿入間隔は60cm以下とする(標仕 6.6.5(3))。練混ぜから打込み終了までの時間は外気温25℃以下で120分以内,25℃を超える場合は90分以内とする(標仕 6.6.2)。これは運搬・待機の間の品質の低下を防ぐための時間の限度で,打重ね時間間隔とは別の規定である。1回の打込み量,打込み区画及び打込み順序を適切に定めてコールドジョイントを防ぐ(標仕 6.12.3(5) 暑中コンクリート)。暑中で凝結が早まる場合は,AE減水剤遅延形等を用いることができる(標仕 6.12.2)。
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令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和7年度(2025年10月19日(日)実施) 問題4 設問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する