普通コンクリートを密実に打ち込む留意事項
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月15日(日)実施) 問題4 設問4の問題です。論点は「コンクリート工事」(重要度A・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート工事において,普通コンクリートを密実に打ち込むための施工上の留意事項を2つ,具体的に記述しなさい。
ただし,解答はそれぞれ異なる内容の記述とし,材料(仕様,品質,搬入,保管等),作業環境(騒音,振動,気象条件等),養生及び安全に関する記述は除くものとする。
解答欄
正解
留意事項 1 模範解答
棒形振動機は各層ごとに先端が下層に入るよう垂直に挿入し,挿入間隔60cm以下でペーストが浮くまで加振する。
53 字別解
柱・壁は木づちや型枠振動機で型枠をたたき,隅々までコンクリートを充填する。
自由落下高さを小さくし,1層の打込み高さを60cm程度以下として分離しないように打ち込む。
留意事項 2 模範解答
同一区画の打重ねは,先に打ち込んだコンクリートの再振動可能時間以内に行い,コールドジョイントを防ぐ。
50 字別解
コンクリートは目的の位置にできるだけ近づけて打ち込み,柱で区切られた壁では柱を通過させる横流しをしない。
柱・壁の沈みが落ち着いてから梁に,梁の沈みが落ち着いてからスラブに打ち込む。
要点(書けていたものにチェック)留意事項 1留意事項 2
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 標仕 6.6.5:棒形振動機は打込み各層ごとに用い,下層に先端が入るようにほぼ垂直に挿入し,挿入間隔は60cm以下,加振はコンクリートの上面にペーストが浮くまでとし,穴を残さないように加振しながら徐々に引き抜く。型枠振動機は打込み高さ・速度に応じて順序立てて加振する。
- 標仕 6.6.3:目的の位置に可能な限り近づけて打ち込み,柱で区切られた壁では柱を通過させる横流しをしない。自由落下高さと水平流動距離は分離しない範囲とする。梁・スラブは,壁・柱の沈みが落ち着いた後に梁,梁の沈みが落ち着いた後にスラブに打ち込む。打重ね時間間隔の限度は先に打ち込んだコンクリートの再振動可能時間以内とする(一般に外気温25℃未満で150分,25℃以上で120分が目安)。
引っかけ:暑中・寒中の対策や打込み後の湿潤養生は「作業環境(気象条件)」「養生」に当たり除外される。
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論点ページ:コンクリート工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和5年度(2023年10月15日(日)実施) 問題4 設問4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する