コンクリートポンプ工法の打込み計画と締固め能力
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月20日(日)実施) 問題5 設問6の問題です。論点は「コンクリート工事」(重要度A・解答の形は五肢択一・穴埋め)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
次の1.から8.の各記述において,[ ]に当てはまる最も適当な語句又は数値の組合せを,下の枠内から1つ選びなさい。
6. コンクリートポンプ工法による1日のコンクリートの打込み区画及び[a]は,建物の規模及び施工時間,レディーミクストコンクリートの供給能力を勘案して定める。
コンクリートの打込み速度は,スランプ18cm程度の場合,打ち込む部位によっても変わるが,20m³/hから[b]m³/hが目安となる。
また,スランプ10cmから15cmのコンクリートの場合,公称棒径45mmの棒形振動機1台当たりの締固め能力は,10m³/hから[c]m³/h程度である。
解答欄
正解
正解:(1) a 打込み量 ― b 30 ― c 15
解き方
- コンクリートポンプ工法の打込み計画では,1日の打込み区画及び打込み量を,建物の規模・施工時間・レディーミクストコンクリートの供給能力を勘案して定める(標仕6.6.3(4)でも打込み区画を定める)。
- 打込み速度は,一般にスランプ18cm程度で20〜30m³/hが目安である。公称棒径45mmの棒形振動機1台当たりの締固め能力は,スランプ10〜15cmのコンクリートで一般に10〜15m³/h程度である。したがって,a 打込み量,b 30,c 15 の(1)が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。打込み区画及び打込み量,打込み速度20〜30m³/h,締固め能力10〜15m³/h程度である。
- (2)適当でない。aは打込み量,bは30,cは15である。
- (3)適当でない。供給能力等を勘案して定めるのは打込み順序ではなく打込み量で,cは15である。
- (4)適当でない。打込み速度の目安は20〜40m³/hではなく20〜30m³/hである。
- (5)適当でない。棒形振動機1台当たりの締固め能力は10〜20m³/hではなく10〜15m³/h程度である。
引っかけ:供給能力(工場の出荷能力)と結び付くのは「量」。振動機の能力(10〜15m³/h)は打込み速度(20〜30m³/h)より小さいので,振動機は複数台用意する。
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論点ページ:コンクリート工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月20日(日)実施) 問題5 設問6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する