有機系接着剤による外壁タイル張りの留意事項
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月20日(日)実施) 問題4 設問1の問題です。論点は「タイル・石工事」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
タイル工事において,有機系接着剤を用いて外壁タイル張りを行うときの施工上の留意事項を2つ,具体的に記述しなさい。
ただし,1.から4.の解答はすべて異なる内容の記述とし,材料(仕様,品質,搬入等),作業環境(騒音,振動,気象条件等),清掃及び安全に関する記述は除くものとする。
ただし,タイルの割付け,材料の保管及び下地に関する記述は除くものとする。
解答欄
正解
接着剤は金ごてで平たんに塗布後,くし目ごてで壁面に60°の角度を保ってくし目を立て,裏あし方向とくし目の方向を平行にしない。
62 字接着剤の1回の塗布面積は製造所の仕様の範囲とし,張付け可能時間を過ぎた接着剤にはタイルを張らず,かき取って塗り直す。
目地詰めを行わない場合は,くし目を立てた後に金ごてで平たんに均す。ただし,目地幅3mm以下の空目地はくし目のままとする。
タイルは手でもみ込んだ後,たたき板やタイル張り用のハンマーでたたき押えるか,振動工具で加振して張り付け,接着剤を裏面全体に密着させる。
67 字張付け中に時々タイルをはがして,裏面全体に接着剤が付いていることを確認する。
接着剤の硬化後,屋外のタイル張り面は全面を打診して浮きの有無を確認し,浮きがあれば張り直す。
目地を詰める場合は,接着剤の硬化状態を確認した後に目地詰めを行う。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 標仕11章3節(有機系接着剤によるタイル張り)の外装タイル接着剤張りによる。接着剤の1回の塗布面積は接着剤の製造所の仕様により,金ごて等で平たんに塗布した後,指定のくし目ごてで壁面に60°の角度を保ってくし目を立て,裏あしのあるタイルは裏あし方向とくし目の方向が平行にならないようにする。目地詰めを行わない場合は,一度くし目を立てた後に金ごてで平たんに均す(目地幅3mm以下の空目地はくし目のまま)(標仕11.3.5(2)(ウ)(a)(c))。
- 張付けは手でもみ込んだ後,たたき板やハンマーでたたき押えるか,振動工具で加振する(同(e))。目地を詰める場合は接着剤の硬化状態を確認した後に行う(同(g))。屋外のタイル張りは硬化後に全面打診を行う(標仕11.1.7(2))。張付け中にタイルをはがして裏面への接着剤の付き具合を確かめることや,張付け可能時間を過ぎた接着剤をかき取って塗り直すことも,一般に行われる確認・処置である。
- 割付け,材料の保管,下地(下地の乾燥・清掃・水湿しをしないこと等)と,材料・作業環境・清掃・安全に関する記述は除かれているので,塗布・くし目・張付け・確認の方法を書く。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月20日(日)実施) 問題4 設問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する