アルミニウム製笠木の取付けの留意事項
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月20日(日)実施) 問題4 設問2の問題です。論点は「金属工事」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
金属工事において,パラペット天端に押出形材の既製品であるアルミニウム製笠木を設けるときの施工上の留意事項を2つ,具体的に記述しなさい。
ただし,1.から4.の解答はすべて異なる内容の記述とし,材料(仕様,品質,搬入等),作業環境(騒音,振動,気象条件等),清掃及び安全に関する記述は除くものとする。
ただし,材料の保管及び防水層に関する記述は除くものとする。
なお,パラペットは現場打ちコンクリートとする。
解答欄
正解
固定金具は風圧力に応じた所定の間隔で,あと施工アンカーによりパラペットのコンクリート部分にアンカー長さを確保して堅固に取り付ける。
65 字コーナー部は留め加工し,溶接又は裏板補強の上で止水処理をした役物を用い,コーナー部から先に取り付けて直線部の割付けを調整する。
笠木本体は固定金具にはめあい方式で取り付け,全長にわたってはめあいが確実に掛かっていることを確認する。
笠木相互の継手部はジョイント金具のはめあい方式とし,熱伸縮を吸収できるよう一般に5〜10mm程度のクリアランスを設ける。
60 字笠木の天端は屋上側へ水勾配が付くよう取付け高さを調整し,雨水が外壁側に流れて外壁を汚さないようにする。
笠木本体と鋼製の金具などの異種金属が接する部分には絶縁材を挟み,接触による腐食を防ぐ。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 標仕14章7節(アルミニウム製笠木)による。固定金具は風圧力に対応した工法(特記)に基づき,あと施工アンカーで堅固に取り付け,コンクリート下地モルタル塗りの上に取り付ける場合はコンクリート部分へのアンカー長さを確保する(標仕14.7.3(1))。笠木本体と固定金具ははめあい方式やボルトねじ締付け金具等で取り付け(同(2)),笠木相互の継手部はジョイント金具のはめあい方式とする(同(3))。
- コーナー部は留め加工とし,溶接又は裏板補強の上で止水処理を施した部材を用いる(同(4))。アルミニウムは温度による伸縮が大きいので,一般に継手部に5〜10mm程度のクリアランスを設け,天端は屋上側へ水勾配を取って外壁の汚れを防ぐ。鋼材などの異種金属と接する部分は,一般に絶縁して接触腐食を防ぐ。
- 材料の保管と防水層(立上りの防水の納まり)は除かれているので,固定金具・継手・コーナー・勾配などの取付けの要点を書く。
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令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月20日(日)実施) 問題4 設問2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する