屋根保護防水断熱工法の保護層の施工
これは1級建築施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年10月16日(日)実施) 問題4 設問1の問題です。論点は「防水・シーリング」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
屋根保護防水断熱工法における保護層の平場部の施工上の留意事項を2つ,具体的に記述しなさい。
ただし,解答はそれぞれ異なる内容の記述とし,材料(仕様,品質,運搬,保管等),作業環境(騒音,振動,気象条件等),下地,養生及び作業員の安全に関する記述は除くものとする。
なお,防水層はアスファルト密着工法とし,保護層の仕上げはコンクリート直均し仕上げとする。
解答欄
正解
伸縮目地は立上りの仕上り面から600mm程度,中間部は縦横3m程度に割り付け,保護コンクリートの下面まで達するように設ける。
62 字絶縁用シートは重ね幅100mm程度で敷き並べ,立上り面に30mm程度張り上げて,接着テープ等で要所を固定する。
保護コンクリートの厚さは,こて仕上げの場合80mm以上とし,所定の勾配で排水溝へ水が流れるように仕上げる。
溶接金網は重ねを1節半以上かつ150mm以上とし,スペーサーで浮かせて保護コンクリートの厚さの中間に敷き込む。
55 字床コンクリート直均しは,タンパーで粗骨材を沈めて定規ずりで平たんにし,締まり具合を見て金ごてで仕上げる。
立上り際の入隅には成形緩衝材を設け,保護コンクリートの熱伸縮で防水層が押されて損傷しないようにする。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 標仕 9.2.5(保護層等の施工)による。平場の保護コンクリートの伸縮目地は,周辺の立上りの仕上り面から600mm程度,中間部は縦横3,000mm程度に割り付け,排水溝を含めて立上りの仕上り面に達するようにする(同(6))。成形伸縮目地材は保護コンクリートの上面から下面まで達するものを用いる(9.2.2(11))。
- 保護コンクリートに敷き込む溶接金網(径6mm,網目100mm)の重ねは1節半以上かつ150mm以上,保護コンクリートの厚さはこて仕上げで80mm以上とし,所定の勾配に仕上げる(9.2.5(4))。溶接金網は,一般にスペーサー等で浮かせて保護コンクリートの厚さのほぼ中間に位置させる。こて仕上げは15章4節[床コンクリート直均し仕上げ]による。
- 絶縁用シートは立上り面等に30mm程度張り上げ,重ね幅100mm程度で敷き並べる(9.2.5(3))。入隅には成形緩衝材を設ける(同(1))。材料の品質や下地の勾配は除外事項なので,施工の方法として書く。
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令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 令和4年度(2022年10月16日(日)実施) 問題4 設問1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する