平成30年度 問題4 設問4論点:タイル・石工事重要度 B未着手

外壁の小口タイルの改良圧着張り

これは1級建築施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年10月14日(日)実施) 問題4 設問4の問題です。論点は「タイル・石工事」(重要度B・解答の形は記述・穴埋め)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。

外壁下地モルタル面に小口タイルを改良圧着張りとする場合の,施工上の留意事項を2つ,具体的に記述しなさい。

【問題4】次の1.から4.の問いに答えなさい。

ただし,解答はそれぞれ異なる内容の記述とし,材料の保管,作業環境(気象条件等)及び作業員の安全に関する記述は除くものとする。

ただし,下地清掃,張付けモルタルの調合,タイルの割付け及びタイル面洗いに関する記述は除くものとする。

解答欄

0 / 60 字
0 / 60 字

本試験は解答用紙の枠に手書きです。書き終えたら「採点する」で模範解答と要点を表示し、書けていた要点にチェックを入れて記録します。

字数は本試験の解答欄に入るおおよその量です。「〜する」「〜を行う」の形で、具体的な数値や方法まで書くと要点が入りやすくなります。

正解

留意事項 1 模範解答

張付けモルタルは2層に分けて下地側に4~6mm塗り,1層目はこて圧をかけ,1回の塗付け面積は2m²/人以内とする。

57 字
別解

張付けモルタルの1回の塗付け面積は,触れると手に付く状態のまま張り終えられる範囲とし,練混ぜ量も1回分とする。

下地モルタルに適度の水湿し又は吸水調整材の塗布を行い,張付けモルタルの水分が急に吸われないようにする。

留意事項 2 模範解答

タイル裏面全面に張付けモルタルを1~3mm平らに塗り,周辺からモルタルがはみ出すまでたたき締めて張る。

51 字
別解

目地詰めはタイル張付け後24時間以上経過してから行い,目地の深さはタイル厚さの1/2以下とする。

1回の塗面を張り終えたら,タイル周辺にはみ出したモルタルを硬化の程度を見て取り除いてから張り進める。

要点(書けていたものにチェック)留意事項 1留意事項 2
要点の 6 割以上で「正解」扱いにします。

模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。

解き方

  1. 改良圧着張りは標仕11.2.6(3)(ウ)と表11.2.3による。張付けモルタルは2層に分けて塗り付け,1層目はこて圧をかける。塗厚は下地側4~6mm,タイル側1~3mmとし,1回の塗付け面積は触れると手に付く状態のまま張り終えられる範囲で2m²/人以内,練り混ぜる量は1回の塗付け量及び張付け量とする。
  2. 張付けは,タイル裏面全面に張付けモルタルを平らに塗り付けて張り付け,タイル周辺からモルタルがはみ出すまでたたき締めて通りよく平らに仕上げる。1回の塗面を張り終えたら,硬化の程度によりはみ出したモルタルを除去する。
  3. 目地詰めはタイル張付け後24時間以上経過し,張付けモルタルの硬化を見計らって行い,目地の深さはタイル厚さの1/2以下とする(標仕11.2.6(3)(イ)(d))。下地清掃・調合・割付け・タイル面洗いは除外事項なので書かない。
引っかけ:改良圧着張りは下地側とタイル側の両方に張付けモルタルを塗る工法(タイル裏面だけに塗るのは改良積上げ張り,下地側だけに塗って振動機で張るのは密着張り)。
現行法令との関係:出題当時の標仕(平成28年版)では,改良圧着張りの張付けモルタルの塗厚はタイル側3~4mm,1回の塗付け面積は2m²以下かつ60分以内に張り終える面積とされていた。現行の令和7年版ではタイル側1~3mm,触れると手に付く状態のまま張り終えられる範囲で2m²/人以内に改められた。模範解答は現行の規定で書いた。

同じ論点の過去問

平成30年度の前後の問題

1級建築施工管理技士 第二次検定 過去問一覧(回別・論点別)

出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第二次検定 平成30年度(2018年10月14日(日)実施) 問題4 設問4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する