外壁改修のタイル張替え工法の材料
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.40の問題です。論点は「改修・解体」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋コンクリート構造の建築物における外壁改修工事に関する次の文章中,[ ]に当てはまる語句として,最も適当なものはどれか。
「小口タイル張り仕上げの外壁において,下地モルタルも含めたタイル陶片の剥落欠損が発生しており,下地モルタルも併せて補修する必要があったため,タイル張替え工法において[ ]を用いた。」
解答欄
正解
正解:(3) ポリマーセメントモルタル
解き方
- タイル張替え工法は,タイルの部分的な張替えで,下地モルタルを撤去する場合に適用する(改修標仕 4.4.8(1))。既存の下地モルタル等を撤去しない場合はタイル部分張替え工法(同 4.4.7)による。
- 下地モルタルを含めて欠損した部分は,一般に,コンクリート躯体との付着性に優れるポリマーセメントモルタルで下地を補修してからタイルを張る。欠損部の充填工法の材料としても,ポリマーセメントモルタルが定められている(改修標仕 4.2.4(4))。
- よって(3)が最も適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。外装タイル張り用の有機系接着剤は,既存の下地モルタル等を撤去しないタイル部分張替え工法でタイルを張り付ける材料である(改修標仕 4.4.5(4)(ア))。下地モルタルの補修はできない。
- (2)適当でない。可とう性エポキシ樹脂は,ひび割れ部のUカットシール材充填工法やシール工法に用いる材料である(改修標仕 4.2.4(2)・(3))。
- (3)適当。下地モルタルを含む欠損部は,一般に,ポリマーセメントモルタルで補修する。
- (4)適当でない。ポリマーセメントスラリーは,アンカーピンニング全面ポリマーセメントスラリー注入工法で浮き部に注入する材料である(改修標仕 4.4.11)。
引っかけ:下地まで欠けたらポリマーセメントモルタルで埋める。有機系接着剤は下地を残す部分張替え,可とう性エポキシ樹脂はUカット溝の充填,スラリーは浮き部への注入用。
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論点ページ:改修・解体の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.40。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する