心木なし瓦棒葺
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.33の問題です。論点は「屋根・とい」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
心木なし瓦棒葺に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 水上部分と壁との取合い部に設ける雨押えは,壁際立上りの高さを45mmとした。
解き方
- (4)が最も不適当である。金属板葺の壁との取合い部は,原則として雨押え納めとし,雨押えの立上り寸法は120mm程度とする(標仕 13.2.3(4)(キ))。壁際の立上りを45mmとすると,強風時の吹上げや跳ね返りの雨水が壁際から浸入するおそれがある。
- 心木なし瓦棒葺の軒先は唐草への葺板のつかみ込み納め,けらばはつかみ込み納めとする(標仕 13.2.3(4)(オ)・(カ)(a))。唐草の継手を通し吊子の位置で重ね継ぎとすること,けらば端部の長さを瓦棒の働き幅の1/2以下とすることは一般的な納まりであり,(1)(2)は適当である。
- 鉄骨母屋の場合に,通し吊子を平座金付きのドリリングタッピンねじで下葺材・野地板を貫通させて母屋に固定する(3)も,一般的な留付け方法で適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。唐草の継手は,雨水の流れる溝板の部分を避け,瓦棒(通し吊子)の位置で重ね継ぎとするのが一般的である。
- (2)適当。けらば端部の長さは,一般に瓦棒の働き幅の1/2以下とし,吊子で押さえられない部分が広くなりすぎないようにする。
- (3)適当。鉄骨母屋の場合,通し吊子は平座金付きのドリリングタッピンねじで,下葺材・野地板を貫通させて母屋に固定する。
- (4)適当でない。雨押えの立上り寸法は120mm程度とし(標仕 13.2.3(4)(キ)),45mmでは低すぎる。
引っかけ:標仕の数値(雨押えの立上り120mm程度)を押さえておく。
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論点ページ:屋根・といの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.33。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する