仕上工事の試験及び検査
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.46の問題です。論点は「試験・検査」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
仕上工事における試験及び検査に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 塗装素地となるモルタル面のアルカリ度は,pHコンパレーターを用いて塗装直前にpH12以下であることを確認した。
解き方
- (4)が最も不適当である。塗装素地となるモルタル面やコンクリート面のアルカリ度は,一般にpHコンパレーター等で測定し,pH9以下であることを確認してから塗装する。
- pH12は強アルカリであり,塗膜の変色・付着不良などの原因になるので,塗装可能な素地とはいえない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。陽極酸化皮膜のような非磁性金属上の絶縁性皮膜の厚さは,渦電流式測定法で測定する(JIS H 8680-2)。
- (2)適当。標仕12.2.1の表12.2.1では,造作材の含水率はA種で15%以下であり,現場では高周波水分計などで確認する。
- (3)適当。仕上塗材の塗厚は直接測りにくいため,単位面積当たりの使用量(所要量)が規定量以上であることで確認する。
- (4)適当でない。モルタル面のアルカリ度は,一般にpH9以下であることを確認してから塗装する。
引っかけ:塗装素地の確認は「含水率10%以下(モルタル・コンクリート面)」「pH9以下」がセットで問われる。
同じ論点の過去問
令和6年度 No.59躯体工事の試験及び検査
令和5年度 No.60仕上工事の試験・検査
令和4年度 No.48鉄筋コンクリート工事の試験及び検査
令和2年度 No.61普通コンクリートの試験・検査
令和2年度 No.62壁タイル張りの引張接着力試験
論点ページ:試験・検査の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.46。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する