工程の実施計画(作業能率)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.44の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
工程の実施計画に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 鉄骨のCO₂自動溶接による現場溶接の作業能率は,1人1日当たり6mm換算溶接長さで200mとして計画した。
解き方
- (1)が不適当と考えられる。鉄骨の現場溶接(CO₂ガスシールドアーク半自動溶接)の作業能率は,一般に1人1日当たり6mm換算溶接長さで80m程度とされ,200mは過大である。
- 過大な作業能率で工程を組むと,現場溶接の工程が遅れる原因となる。
- (2)のトルシア形高力ボルト200本/人・日,(3)の鉄筋組立て0.6t/人・日,(4)のポンプ車30m³/時は,いずれも工程計画で用いられる一般的な目安の範囲にあるので,(1)を選ぶ。
選択肢ごとの解説
- (1)不適当。現場溶接の作業能率は6mm換算で80m/人・日程度であり,200mは過大である。
- (2)適当。トルシア形高力ボルトの締付けは1人1日当たり200本程度として計画できる。
- (3)適当。地上階床の鉄筋組立ては1人1日当たり0.6t程度として計画できる。
- (4)適当。コンクリートポンプによる場内運搬はポンプ車1台1時間当たり20〜30m³程度として計画できる。
引っかけ:現場溶接は6mm換算80m/人・日が目安。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.44工程管理(山均し・工期と工事費)
令和8年度 No.58ネットワーク工程表の用語(フロート)
令和7年度 No.58工程計画の立て方と工期
令和6年度 No.44工程の実施計画(タクト・鉄骨建方)
令和6年度 No.58工期と費用(直接費・間接費)
論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.44。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する