令和5年度 No.60論点:試験・検査重要度 B配点 1点未着手

仕上工事の試験・検査

これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.60の問題です。論点は「試験・検査」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

仕上工事における試験及び検査に関する記述として,不適当なものを2つ選べ。

解答欄

正解は 2 つあります。選択肢を 2 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) アスファルト防水下地となるコンクリート面の乾燥状態の確認は,渦電流式測定計を用いて行った。 / (5) 壁タイルの浮きの打音検査は,リバウンドハンマー(シュミットハンマー)を用いて行った。

2 つとも選んで正解です。

解き方

  1. 渦電流式測定計は,金属素地上の塗膜などの膜厚を測る計器である。コンクリート面の乾燥状態(含水率)の確認には,高周波水分計などを用いる。よって(4)は不適当である。
  2. リバウンドハンマー(シュミットハンマー)は,コンクリート表面の反発度から強度を推定する計器である。タイルの浮きの打音検査には打診用のテストハンマーを用いる。よって(5)は不適当である。
  3. 防水形仕上塗材の所要量等の確認は単位面積当たりの使用量による(標仕 15.6.7)。ホルムアルデヒドの濃度測定にはパッシブサンプラ(拡散方式の採取器)を用いる方法がある。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。防水形の仕上塗材の所要量等の確認は,単位面積当たりの使用量によることを標準とする(標仕 15.6.7)。
  2. (2)適当。シーリング材の接着性試験は,一般に同一種類のものでも製造所ごとに行う。
  3. (3)適当。室内空気中のホルムアルデヒドの濃度測定は,パッシブサンプラを用いた拡散方式で行うことができる。
  4. (4)不適当。渦電流式測定計は膜厚の測定に用いる。下地の乾燥状態の確認には高周波水分計などを用いる。
  5. (5)不適当。リバウンドハンマーはコンクリートの強度推定に用いる。タイルの浮きの打音検査はテストハンマーで行う。
引っかけ:計器と用途の組合せで判断する。渦電流式→膜厚,高周波水分計→含水率,リバウンドハンマー→コンクリート強度,テストハンマー→打音検査。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.60。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する