鉄筋コンクリート工事の試験及び検査
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.48の問題です。論点は「試験・検査」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋コンクリート工事における試験及び検査に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 鉄筋圧接部における鉄筋中心軸の偏心量が規定値を超えたため,再加熱し加圧して偏心を修正した。
解き方
- 標仕 5.4.11(1)(ウ)では,圧接部における鉄筋中心軸の偏心量が規定値を超えた場合は,圧接部を切り取って再圧接する。
- 再加熱・加圧で修正できるのは,ふくらみの直径・長さが不足する場合(再加熱し加圧)と,折れ曲がりが規定値を超えた場合(再加熱して修正)である。
- よって(3)が最も不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。標仕 表6.5.1 では,スランプ8cm以上18cm以下の許容差は±2.5cmである。
- (2)適当。標仕 5.4.11(2)(ア)により,不合格ロットは残り全ての圧接部に超音波探傷試験を行う。
- (3)適当でない。偏心量が規定値を超えた場合は,圧接部を切り取って再圧接する(標仕 5.4.11(1)(ウ))。
- (4)適当。標仕 6.5.4(1)(JIS A 5308)により,空気量の許容差は±1.5%である。
引っかけ:再加熱で直せるのは「ふくらみ不足」と「折れ曲がり」だけ。偏心・圧接面のずれ・片ふくらみは切り取って再圧接。
同じ論点の過去問
令和7年度 No.46仕上工事の試験及び検査
令和6年度 No.59躯体工事の試験及び検査
令和5年度 No.60仕上工事の試験・検査
令和2年度 No.61普通コンクリートの試験・検査
令和2年度 No.62壁タイル張りの引張接着力試験
論点ページ:試験・検査の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.48。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する