普通コンクリートの試験・検査
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.61の問題です。論点は「試験・検査」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
普通コンクリートの試験及び検査に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 1回の構造体コンクリート強度の判定に用いる供試体は,複数の運搬車のうちの1台から採取した試料により,3個作製した。
解き方
- 標仕(平成31年版)表6.9.2では,構造体コンクリート強度の判定に用いる供試体は,適切な間隔をあけた3台の運搬車からそれぞれ試料を採取し,1台につき1個,合計3個を作製する。
- 1台の運搬車から採取した試料で同時に3個作製するのは調合管理強度の判定(受入れ検査)の場合であり,(2)が不適当である。
- スランプ18cmの許容差は±2.5cm,空気量の許容差は±1.5%である(JIS A 5308)。材齢28日までの平均気温が20℃以上なら,現場水中養生供試体の1回の試験結果が調合管理強度以上で合格となる(標仕6.9.5)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。スランプ8cm以上18cm以下の許容差は±2.5cmである。
- (2)適当でない。構造体コンクリート強度の判定用の供試体は,適切な間隔をあけた3台の運搬車から1個ずつ,合計3個作製する。
- (3)適当。平均気温が20℃以上の場合,現場水中養生供試体の1回の試験結果が調合管理強度以上であれば合格とする(標仕6.9.5(1)(ア)(a))。
- (4)適当。普通コンクリートの空気量4.5%の許容差は±1.5%である。
引っかけ:受入れ検査(調合管理強度の判定)は「1台から3個」,構造体強度の判定は「3台から1個ずつ」。
同じ論点の過去問
令和7年度 No.46仕上工事の試験及び検査
令和6年度 No.59躯体工事の試験及び検査
令和5年度 No.60仕上工事の試験・検査
令和4年度 No.48鉄筋コンクリート工事の試験及び検査
令和2年度 No.62壁タイル張りの引張接着力試験
論点ページ:試験・検査の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.61。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する