工期と費用(直接費・間接費)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月21日(日)実施) No.58の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建築工事における工期と費用に関する一般的な記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 総工事費は,工期に比例して増加する。
解き方
- 直接費は工期を短縮するほど増加し,間接費は工期が長くなるほど増加する。その和である総工事費は,ある工期で最小となる下に凸の曲線を描き,その工期が最適工期である。
- 総工事費は工期に比例して増加するものではないので,(1)が不適当である。
- ノーマルタイムは直接費が最小となる工期,クラッシュタイムは直接費をいくら投入してもそれ以上短縮できない限界の工期である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。総工事費は最適工期で最小となり,それより短くても長くても増加する。
- (2)適当。間接費は工期の長短に応じて増減する(工期が長いほど増える)。
- (3)適当。直接費と間接費の和(総工事費)が最小となる工期が最適工期である。
- (4)適当。ノーマルタイムは直接費が最小となるときの工期である。
- (5)適当。クラッシュタイムは,それ以上短縮できない限界の工期である。
引っかけ:直接費は工期短縮で増え,間接費は工期延長で増える。総工事費は「比例」ではなく最適工期で最小となる。
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→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月21日(日)実施) No.58。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する