鉄骨の加工及び組立て
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月21日(日)実施) No.53の問題です。論点は「鉄骨工事」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄骨の加工及び組立てに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 公称軸径が24mmの高力ボルト用の孔あけ加工は,ドリル孔あけとし,径を27mmとした。
解き方
- 高力ボルトの孔径は,ねじの呼び径d1が27mm未満のときd1+2.0mmとする(標仕7.3.8(3) 表7.3.2)。公称軸径24mmなら孔径は26mmであり,27mmとした(4)が不適当である。
- 開先は自動ガス切断又は機械加工とし精度不良は修正する(標仕7.6.4(2)),490N/mm²級以上の鋼材でも孔あけ等で除去される箇所のポンチ打ちは許される(標仕7.3.4(2)ただし書),アンカーボルト孔は板厚13mm以下ならせん断孔あけとすることができる(標仕7.3.8(2))。SRC造のダイアフラムに空気孔を設けるのはコンクリートの充填性確保のための一般的な措置である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。開先は自動ガス切断で加工し,著しい凹凸は修正する(標仕7.6.4(2))。
- (2)適当。ダイアフラムの下に空気がたまらないよう,空気孔を設けて充填性を確保する。
- (3)適当。孔あけにより除去される箇所なら,490N/mm²級の鋼材にポンチでけがきをしてよい(標仕7.3.4(2))。
- (4)適当でない。高力ボルトの孔径は呼び径+2.0mmで,24mmなら26mmとする。
- (5)適当。普通ボルト・アンカーボルト・鉄筋貫通孔は,板厚13mm以下ならせん断孔あけができる(標仕7.3.8(2))。
引っかけ:孔径は高力ボルトd+2.0mm(d≧27はd+3.0mm),普通ボルトd+0.5mm,アンカーボルトd+5.0mm。
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論点ページ:鉄骨工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月21日(日)実施) No.53。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する