コンクリートの運搬・打込み・締固め
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月21日(日)実施) No.52の問題です。論点は「コンクリート工事」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの運搬,打込み及び締固めに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(5) コンクリート内部振動機(棒形振動機)による締固めにおいて,加振時間を1か所当たり60秒程度とした。
解き方
- 棒形振動機による締固めでは,加振はコンクリートの上面にペーストが浮くまでとする(標仕6.6.5(3))。1か所当たりの加振時間は一般に5〜15秒程度であり,60秒は長すぎて材料分離を起こすおそれがあるので,(5)が不適当である。
- 荷卸し時の温度35℃以下(標仕6.12.3(1)),打重ねを再振動可能時間以内とすること(標仕6.6.3(8)),梁・スラブの鉛直打継ぎをスパン中央付近に設けること(標仕6.6.4(1))は規定どおりである。ベント管の水平換算距離を実長の3倍とするのも,圧送負荷の算定の一般的な方法である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。暑中コンクリートの荷卸し時のコンクリート温度は35℃以下とする。
- (2)適当。圧送負荷の算定では,一般にベント管の水平換算距離を実長の3倍とする。
- (3)適当。打重ね時間間隔の限度は先に打ち込まれたコンクリートの再振動可能時間以内とする(標仕6.6.3(8))。
- (4)適当。梁及びスラブの打継ぎは,スパンの中央又は端から1/4の付近に設ける(標仕6.6.4(1))。
- (5)適当でない。加振時間は1か所当たり一般に5〜15秒程度で,上面にペーストが浮くまでとする。
引っかけ:棒形振動機は挿入間隔60cm以下(標仕6.6.5(3))。「60」を加振時間にすり替えた引っかけである。
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→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月21日(日)実施) No.52。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する