鉄筋のガス圧接
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月21日(日)実施) No.51の問題です。論点は「鉄筋工事」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋のガス圧接に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
ただし,鉄筋はSD345とする。
解答欄
正解
正解:(5) 鉄筋の圧接部の加熱は,圧接端面が密着するまでは中性炎で行い,その後は還元炎で行う。
解き方
- ガス圧接の加熱は,圧接端面同士が密着するまでは還元炎で行い,密着を確認した後は中性炎で圧接面を中心に鉄筋径の2倍程度の範囲を加熱する(標仕5.4.9(2)(3))。
- 還元炎は端面の酸化を防ぐために密着前に使う炎なので,順序が逆の(5)が不適当である。
- ふくらみの直径1.4d以上(標仕5.4.4(ア)),偏心量1/5d以下(同(エ)),端面の平滑な仕上げと面取り(標仕5.4.7(2))は規定どおりで,縮み量は一般に1か所当たり鉄筋径の1.0〜1.5倍を見込む。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。径の異なる場合は細いほうの鉄筋径の1.4倍以上とする(標仕5.4.4(ア))。
- (2)適当。圧接1か所当たり鉄筋径の1.0〜1.5倍程度の縮み代を見込んで加工する。
- (3)適当。鉄筋中心軸の偏心量は鉄筋径の1/5以下とする(標仕5.4.4(エ))。
- (4)適当。端面は直角かつ平滑に仕上げ,必要に応じて周辺を面取りする(標仕5.4.7(2))。
- (5)適当でない。密着するまでは還元炎,密着後は中性炎で加熱する。
引っかけ:「密着前は還元炎(酸化防止),密着後は中性炎(広く加熱)」の順序を覚える。
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論点ページ:鉄筋工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月21日(日)実施) No.51。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する