壁タイル後張り工法(セメントモルタル)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月21日(日)実施) No.55の問題です。論点は「タイル・石工事」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
セメントモルタルによる壁タイル後張り工法に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 改良積上げ張りの張付けモルタルは,下地モルタル面に塗厚4mmで塗り付けた。
解き方
- 改良積上げ張りは,張付けモルタルをタイル裏面に一般に7〜10mm程度の厚さで平らに塗り付け,下から上へ張り上げる工法である。下地モルタル面に塗厚4mmで塗り付けるとした(1)が不適当である。
- 密着張りの1回の塗付け面積2m²以内(標仕11.2.6(3)(イ)(a)),モザイクタイル張りの2層塗り・1層目こて圧(同(オ)(a)),マスク張りの塗厚3〜4mm(標仕表11.2.3),改良圧着張りの下地側の塗厚4〜6mm(同表)は,いずれも規定の範囲である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。改良積上げ張りは,タイル裏面に張付けモルタルを7〜10mm程度塗り付けて張る。
- (2)適当。密着張りの1回の塗付け面積は2m²以内とする(標仕11.2.6(3)(イ)(a))。
- (3)適当。モザイクタイル張りは2層に分けて塗り付け,1層目はこて圧をかける(標仕11.2.6(3)(オ)(a))。
- (4)適当。マスク張りの張付けモルタルの塗厚は3〜4mmで,厚さ4mmのマスク板を用いて塗り付ける(標仕表11.2.3)。
- (5)適当。改良圧着張りの下地側の塗厚は4〜6mmで,2度塗りで合計5mmはこの範囲にある(標仕表11.2.3)。
引っかけ:下地側に塗るのは密着張り・改良圧着張り・モザイクタイル張り,タイル裏面に塗るのは改良積上げ張り・マスク張り(・改良圧着張りのタイル側)である。
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論点ページ:タイル・石工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月21日(日)実施) No.55。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する