塗膜防水(ウレタンゴム系・ゴムアスファルト系)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月21日(日)実施) No.54の問題です。論点は「防水・シーリング」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
塗膜防水に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) ウレタンゴム系塗膜防水の絶縁工法において,通気緩衝シートの重ね幅は,50mmとした。
解き方
- ウレタンゴム系塗膜防水の絶縁工法の通気緩衝シートは,一般に重ねずに突付けで張り,継目を接着剤付きのテープで処理する。重ね幅50mmとした(3)が不適当である。
- 標仕9.5.3の表9.5.1では,絶縁工法(X-1)の平場の防水材の使用量は硬化物比重1.0のとき3.0kg/m²で,比重が異なるときは換算するので,比重1.3なら3.0×1.3=3.9kg/m²となり(2)は適当である。
- ゴムアスファルト系の補強布の重ね幅50mm以上(標仕9.5.4(4)(ウ)),室内(Y-2)の防水材の使用量4.5kg/m²(固形分60%のとき。表9.5.2)も規定どおりである。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。立上りの補強布は,平場の通気緩衝シートの上に一般に100mm程度張り掛けて,端部を一体化させる。
- (2)適当。3.0kg/m²(比重1.0)×1.3=3.9kg/m²で,所定の塗膜厚が確保される(標仕表9.5.1注3)。
- (3)適当でない。通気緩衝シートは重ねずに突き付けて張り,継目にテープを張る。
- (4)適当。補強布の重ね幅は50mm以上とする(標仕9.5.4(4)(ウ))。
- (5)適当。Y-2(屋内防水)の防水材は,固形分60%の材料で4.5kg/m²とする(標仕表9.5.2)。
引っかけ:通気緩衝シートを重ねると重なり部が厚くなり不陸の原因になる。塗継ぎの重ね幅100mm以上と補強布の重ね幅50mm以上は区別する。
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論点ページ:防水・シーリングの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月21日(日)実施) No.54。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する