吸音及び遮音(透過損失・D値)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.3の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
吸音及び遮音に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 単層壁において,面密度が大きいほど,音響透過損失は小さくなる。
解き方
- 単層壁の音響透過損失は、質量則により面密度(単位面積当たりの質量)が大きいほど大きくなる。
- 面密度が2倍になると透過損失は約6dB増える。よって「小さくなる」とした(3)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。吸音材(グラスウールなど)は音を通しやすく透過率が高いので、単独では遮音性能が低い。
- (2)適当。多孔質材料は高音域の吸音率が高く、低音域の吸音率は低い。低音域には板振動型・共鳴器型の吸音構造が有効である。
- (3)適当でない。質量則により、面密度が大きいほど音響透過損失は大きくなる。
- (4)適当。室間音圧レベル差の遮音等級D値(Dr値)は数値が大きいほど遮音性能が高い。床衝撃音のL値は小さいほど性能が高い。
引っかけ:D値は大きいほど良く、L値は小さいほど良い。
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論点ページ:環境工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する