免震構造(アイソレータ・ダンパー)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.4の問題です。論点は「一般構造」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説が読めます。
免震構造に関する一般的な記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) ダンパーは,上部構造の垂直方向の変位を抑制する役割を持つ。
解き方
- 免震構造のダンパーは、地震時に免震層に生じる水平方向の変形(変位)を抑え、振動エネルギーを吸収する装置である。
- 上部構造の重量(鉛直荷重)を支えながら水平に柔らかく変形するのはアイソレータの役割である。よって「垂直方向の変位を抑制する」とした(4)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。積層ゴムなどのアイソレータは、鉛直荷重を支持しつつ水平方向に大きく変形し、元に戻ろうとする復元力を持つ。
- (2)適当。上部構造の重心と免震層の剛心を一致させると、偏心によるねじれ応答を小さくできる。
- (3)適当。免震層は地震時に水平に大きく動くので、上部構造と周囲の擁壁・地盤との間にクリアランス(可動範囲)を確保する。
- (4)適当でない。ダンパーは水平方向の変位を抑制し、振動エネルギーを吸収する。
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論点ページ:一般構造の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する