日照及び日射(ルーバー・隣棟間隔・可照時間)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.1の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
日照及び日射に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 同じ日照時間を確保するためには,緯度が高くなるほど南北の隣棟間隔比を小さくする必要がある。
解き方
- (2)が不適当である。緯度が高くなるほど太陽高度が低くなり,建物の影が長くなる。
- このため,同じ日照時間を確保するには,南北の隣棟間隔比(隣棟間隔/前面建物の高さ)を大きくする必要がある。
- 北緯35°付近の南面垂直壁の可照時間は,冬至日が約9.5時間,夏至日が約7時間であり,冬至日のほうが長い。夏至日は太陽が真東より北から昇り真西より北に沈むため,南面に日が当たる時間が短くなる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。高度の高い南面の日射は水平ルーバー,高度の低い東西面の日射は縦ルーバーが有効である。
- (2)不適当。緯度が高いほど影が長くなるので,隣棟間隔比は大きくする必要がある。
- (3)適当。南面垂直壁の可照時間は冬至日(約9.5時間)のほうが夏至日(約7時間)より長い。
- (4)適当。ライトシェルフは窓の中間の庇で日射を遮り,庇上面の反射光を天井を介して室奥へ導く。
引っかけ:夏至日は南面の可照時間が最も短い。緯度と隣棟間隔は「北ほど間隔を広く」と覚える。
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論点ページ:環境工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する