教室の必要換気量の計算
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.2の問題です。論点は「環境工学」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
大学生30名が在室している教室の必要換気量(m³/h)の値として,正しいものはどれか。
ただし,大学生1人当たりの二酸化炭素(CO₂)発生量は0.02m³/h,外気のCO₂濃度は400ppm,教室内のCO₂濃度の許容値は1,000ppmとし,大学生の呼気以外にCO₂を発生するものはないものとする。
解答欄
正解
正解:(3) 1,000
解き方
- 必要換気量Q = 在室者のCO₂発生量 ÷(室内の許容濃度 - 外気の濃度)で求める。
- CO₂発生量は30人 × 0.02m³/h = 0.6m³/h,濃度差は1,000ppm - 400ppm = 600ppm = 0.0006である。
- Q = 0.6 ÷ 0.0006 = 1,000m³/hとなり,(3)が正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。33.3は1人当たりの必要換気量(0.02 ÷ 0.0006 = 33.3m³/h)であり,30人分になっていない。
- (2)誤り。600は濃度差(ppm)の数値であり,換気量ではない。
- (3)正しい。Q = 0.6 ÷ (1,000 - 400) × 10⁶ = 1,000m³/hである。
- (4)誤り。1,500は濃度差ではなく許容濃度だけで割った値(0.6 ÷ 0.0004)に相当し,外気濃度の差し引きを誤っている。
引っかけ:ppmは10⁻⁶。分母は許容値そのものではなく,外気との差(1,000 - 400)であることに注意する。
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論点ページ:環境工学の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和8年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月19日(日)実施) No.2。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する