鉄骨の建方(建入れ直し・仮ボルト)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.27の問題です。論点は「鉄骨工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄骨の建方に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 梁のフランジを溶接接合,ウェブをボルトの配列が1列の高力ボルト接合とする混用接合の仮ボルトは,ボルト1群に対して1/3程度,かつ,2本以上締め付ける。
解き方
- 標仕7.10.5(3)により、柱梁接合部の混用接合や併用継手の仮ボルトは、1群のボルト数の1/2以上、かつ、2本以上締め付ける。
- 高力ボルト接合だけの継手は1/3以上かつ2本以上であるが、混用接合はフランジの溶接まで仮ボルトだけで部材を保持するので本数を増やす。よって1/3程度とした(4)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。倒壊防止用のワイヤロープは、建入れ直し用に兼用してよいとされている。
- (2)適当。建入れ直しに先立ち、スパンの寸法誤差が各部材の寸法誤差の累積値以内となるようスパン調整を行う。
- (3)適当。ベースモルタルは、柱の建方に先立ち施工し、一般に3日以上養生する。
- (4)適当でない。混用接合の仮ボルトは、1群のボルト数の1/2以上、かつ、2本以上とする。
引っかけ:仮ボルトは、高力ボルト継手1/3、混用接合・併用継手1/2、現場溶接のエレクションピースは高力ボルトで全数。
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→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.27。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する