公共工事標準請負契約約款(設計図書・第三者損害)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.20の問題です。論点は「契約・積算」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
請負契約に関する記述として,「公共工事標準請負契約約款」上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 設計図書とは,図面及び仕様書をいい,現場説明書及び現場説明に対する質問回答書は含まない。
解き方
- 公共工事標準請負契約約款第1条第1項で、設計図書とは「別冊の図面、仕様書、現場説明書及び現場説明に対する質問回答書」をいう。
- 現場説明書と質問回答書も設計図書に含まれるので、「含まない」とした(1)が誤りである。
選択肢ごとの解説
- (1)誤り。設計図書には、図面・仕様書のほか現場説明書と現場説明に対する質問回答書が含まれる(約款第1条)。
- (2)正しい。約款第32条第2項により、発注者は必要があると認めるときは、理由を受注者に通知して工事目的物を最小限度破壊して検査できる。
- (3)正しい。約款第24条により、工期の変更は発注者と受注者が協議して定め、協議が整わない場合は発注者が定めて受注者に通知する。
- (4)正しい。約款第29条第2項(令和元年改正前は第28条第2項)により、通常避けることができない騒音・振動・地盤沈下・地下水の断絶等による第三者の損害は、原則として発注者が負担する。
引っかけ:第三者損害は、受注者の過失によるものは受注者負担、通常避けられない騒音・振動等によるものは発注者負担。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.20共通費の区分(共通仮設費・現場管理費)
令和7年度 No.20公共工事標準請負契約約款(スライド・解除・第三者損害)
令和6年度 No.20共通費の区分(共通費積算基準)
令和4年度 No.20工事費の構成(公共建築工事積算基準)
令和3年度 No.20公共工事標準請負契約約款(代金変更・解除・工期変更・検査)
論点ページ:契約・積算の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.20。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する