コンクリートの養生
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.57の問題です。論点は「コンクリート工事」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの養生に関する記述として,不適当なものを2つ選べ。
ただし,計画供用期間の級は標準とする。
解答欄
正解
正解:(2) コンクリートの圧縮強度による場合,柱のせき板の最小存置期間は,圧縮強度が3N/mm²に達するまでとする。 / (4) コンクリート温度が2℃を下回らないように養生しなければならない期間は,コンクリート打込み後2日間である。
2 つとも選んで正解です。
解き方
- 標仕 表6.8.2 では,基礎・梁側・柱・壁のせき板の最小存置期間は,コンクリートの圧縮強度による場合,圧縮強度が5N/mm²以上となるまでである(計画供用期間の級が短期・標準の場合)。
- 標仕 6.7.1 では,打込み後5日間以上(早強ポルトランドセメントは3日間以上)はコンクリート温度を2℃以上に保つ。2日間ではない。
- よって(2)と(4)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。透水性の小さいせき板による被覆は湿潤養生の方法の一つである(標仕 6.7.2)。
- (2)不適当。柱のせき板の最小存置期間は,圧縮強度が5N/mm²以上となるまでである(標仕 表6.8.2)。
- (3)適当。一般に,厚さ18cm以上の部材では,普通ポルトランドセメント等を用い圧縮強度が10N/mm²以上(計画供用期間の級が短期・標準)になれば,以降の湿潤養生を打ち切ることができる。
- (4)不適当。コンクリート温度を2℃以上に保つ期間は,打込み後5日間以上である(標仕 6.7.1)。
- (5)適当。露出面への散水や水密シートによる被覆は,乾燥を防ぐ初期養生として有効である。
引っかけ:せき板の存置は5N/mm²(長期・超長期は10N/mm²),湿潤養生の打切りは10N/mm²(長期・超長期は15N/mm²)。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.57。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する