軽量鉄骨壁下地
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.58の問題です。論点は「金属工事」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
軽量鉄骨壁下地に関する記述として,不適当なものを2つ選べ。
解答欄
正解
正解:(1) スタッドは,上部ランナーの上端とスタッド天端との隙間が15mmとなるように切断した。 / (5) 区分記号65形のスタッド材を使用した袖壁端部の補強材は,垂直方向の長さが4.0mを超えたため,スタッド材を2本抱き合わせて溶接したものを用いた。
2 つとも選んで正解です。
解き方
- スタッドは,一般に,上部ランナーの上端とスタッド天端との隙間が10mm以下となるように切断する。15mmでは大きすぎる。
- 標仕 14.5.4(5)(ア)・(8)では,袖壁の端部はスタッドに縦枠の補強材と同材を添えて補強し,65形で補強材が4.0mを超える場合は,その補強材(65形では[-60×30×10×2.3)を2本抱き合わせて溶接等で組み立てたものを用いる。肉厚の薄いスタッド材を抱き合わせるのではない。
- (2)〜(4)は標仕 14.5.4 の工法(ランナーは端部を押さえ間隔900mm程度で固定,振れ止めは床面ランナー下端から約1.2mごと,スペーサーは各スタッドの端部を押さえ間隔600mm程度)に合う。よって(1)と(5)が不適当である。(5)は「スタッド材を2本抱き合わせ」の部分が誤りと判断した。
選択肢ごとの解説
- (1)不適当。上部ランナーの上端とスタッド天端との隙間は,一般に10mm以下とする。
- (2)適当。ランナーは両端部を端部から50mm程度内側で押さえ,中間部は間隔900mm程度で固定する(標仕 14.5.4(1))。
- (3)適当。振れ止めは床面ランナー下端から約1.2mごとに設ける(標仕 14.5.4(3))。
- (4)適当。スペーサーは各スタッドの端部を押さえ,間隔600mm程度に留め付ける(標仕 14.5.4(4))。
- (5)不適当。65形で4.0mを超える場合に2本抱き合わせるのは,スタッド材ではなく開口部補強材([-60×30×10×2.3)である(標仕 14.5.4(5)(ア)・(8))。
引っかけ:補強材は肉厚2.3mmの溝形鋼。高さ4.0m超の65形は「補強材を2本抱き合わせ」。
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論点ページ:金属工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.58。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する