型枠の設計と組立て
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.56の問題です。論点は「型枠工事」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
型枠工事に関する記述として,不適当なものを2つ選べ。
解答欄
正解
正解:(2) コンクリート打込み時に型枠に作用する鉛直荷重は,コンクリートと型枠による固定荷重とした。 / (3) 支柱を立てる場所が沈下するおそれがなかったため,脚部の固定と根がらみの取付けは行わなかった。
2 つとも選んで正解です。
解き方
- 型枠の設計では,打込み時の鉛直荷重は,コンクリートと型枠の固定荷重に,作業荷重と衝撃荷重を加えたものとする。固定荷重だけでは不足する。
- 労働安全衛生規則第242条では,型枠支保工の支柱の脚部の固定,根がらみの取付け等,支柱の脚部の滑動を防止するための措置を講ずることとしており,沈下のおそれの有無にかかわらず必要である。
- よって(2)と(3)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。一般に,支保工以外の型枠材料の許容応力度は,長期許容応力度と短期許容応力度の平均値とする。
- (2)不適当。鉛直荷重は固定荷重に作業荷重と衝撃荷重を加えたものとする。
- (3)不適当。支柱の脚部の固定と根がらみの取付けは,脚部の滑動防止のため必要である(安衛則第242条)。
- (4)適当。型枠の組立ては,下部のコンクリートが有害な影響を受けない材齢に達してから開始する。
- (5)適当。柱型枠の足元は桟木等で固定(根巻き)し,型枠の位置と精度を保つ。
引っかけ:沈下防止(敷角など)と滑動防止(脚部の固定・根がらみ)は別の措置である。
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論点ページ:型枠工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.56。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する