令和4年度 No.43論点:施工計画重要度 A配点 1点未着手

建設工事の記録

これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.43の問題です。論点は「施工計画」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

建設業者が作成する建設工事の記録に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) 設計図書に示された品質が証明されていない材料については,現場内への搬入後に行った試験の記録を保存することとした。

解き方

  1. (4)が最も不適当である。設計図書に定めるJIS・JASのマーク表示のある材料や規格証明書が添付された材料は,設計図書の品質を有するものとして扱える(標仕 1.4.4(4))。品質が証明されていない材料は,一般に,工事現場に搬入する前(製造工場での試験など)に試験を行って設計図書に示された品質を有することを確かめ,その記録を保存する。
  2. 品質を確かめないまま搬入し,搬入後の試験の記録を保存するとした(4)は,品質の確認の時期と記録の扱いが適当でない。試験を行う場合は,試験方法・試験計画書・監督職員の立会い・結果の報告の手順による(標仕 1.4.5)。
  3. (1)の不具合事例を踏まえた重点的な記録,(2)の工事写真の有効画素数の設定,(3)の基礎ぐい工事の施工記録の保存(平成28年国土交通省告示第468号)は,いずれも適当である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。過去の不具合事例等から問題を残しそうな施工や材料を把握し,重点的に記録を残す。
  2. (2)適当。工事写真の有効画素数は,黒板の文字や撮影対象が確認できることを指標として設定する。
  3. (3)適当。基礎ぐい工事の施工記録は,元請業者があらかじめ保存期間を定め,当該期間保存する(平成28年国土交通省告示第468号)。
  4. (4)適当でない。品質が証明されていない材料は,一般に搬入前に試験を行って設計図書の品質を有することを確かめ,その記録を保存する。
引っかけ:記録を残すこと自体は正しく見えるが,品質が証明されていない材料は「確かめてから搬入・使用する」のが順序である。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.43。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する