シーリング工事(接着・打継ぎ)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.32の問題です。論点は「防水・シーリング」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
シーリング工事に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 外壁ALCパネル張りに取り付けるアルミニウム製建具の周囲の目地シーリングは,3面接着とした。
解き方
- (1)が不適当である。外壁ALCパネルは層間変位に対してロッキング等で追従して動くため,ALCパネル間やALCパネルに取り付く建具周囲の目地は,ムーブメントの大きいワーキングジョイントとなる。
- ワーキングジョイントは,バックアップ材やボンドブレーカーを用いて2面接着とし,シーリング材が目地の動きに追従できるようにする。
- 標仕 9.7.4では,動きの小さい建具枠回り等は3面接着とすることができるとしているが,ALCパネル張りの外壁に取り付く建具の周囲はこれに当たらない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。外壁ALCパネルに取り付く建具周囲の目地はワーキングジョイントであり,2面接着とする。
- (2)適当。先打ちのポリウレタン系にポリサルファイド系を後打ちすることは,一般に打継ぎが可能な組合せとされている。
- (3)適当。打継ぎ箇所は目地の交差部やコーナー部を避け,そぎ継ぎとする。
- (4)適当。コンクリートの打継ぎ目地には,2成分形変成シリコーン系(またはポリウレタン系)シーリング材を用いる。
引っかけ:ノンワーキングジョイント(コンクリートの打継ぎ目地など)は3面接着,ワーキングジョイント(ALC・ECP・金属パネル,カーテンウォール)は2面接着。
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論点ページ:防水・シーリングの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.32。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する