屋根保護アスファルト防水工事
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.58の問題です。論点は「防水・シーリング」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
屋根保護アスファルト防水工事に関する記述として,不適当なものを2つ選べ。
解答欄
正解
正解:(2) 出隅及び入隅は,平場部のルーフィング類の張付けに先立ち,幅150mmのストレッチルーフィングを増張りした。 / (3) 立上り部のアスファルトルーフィング類を張り付けた後,平場部のルーフィング類を150mm張り重ねた。
2 つとも選んで正解です。
解き方
- 出隅及び入隅は,平場部のルーフィング類の張付けに先立ち,幅300mm以上のストレッチルーフィングを最下層に増張りする(標仕 9.2.4(4)(ア)(c),表9.2.10)。幅150mmとした(2)は不適当である。
- 立上りと平場のルーフィング類は別々に張り付け,平場部を先に張った後,立上り部のルーフィング類を各層とも平場部に150mm以上張り掛ける(標仕 9.2.4(4)(イ)(f))。張付けの順序が逆の(3)は不適当である。
- アスファルトプライマーの使用量は0.2kg/m²(標仕 表9.2.3),保護コンクリート内の溶接金網は線径6mm・網目寸法100mm(標仕 9.2.2),伸縮調整目地は立上りの仕上り面から600mm程度の位置から割り付け,中間部は縦横3,000mm程度とする(標仕 9.2.5)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。アスファルトプライマーの使用量は0.2kg/m²とする。
- (2)不適当。出隅・入隅の増張りは幅300mm以上のストレッチルーフィングとする。
- (3)不適当。平場部を先に張り,立上り部のルーフィング類を平場部に150mm以上張り掛ける。
- (4)適当。溶接金網は線径6mm,網目寸法100mmとする。
- (5)適当。伸縮調整目地は立上り際から600mm程度離した位置から割り付ける。
引っかけ:張り重ねは「上流(立上り)が下流(平場)の上に重なる」と考えると順序を間違えない。
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論点ページ:防水・シーリングの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.58。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する