令和3年度 No.57論点:改修・解体重要度 A配点 1点未着手

RC造の耐震改修(柱補強工事)

これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.57の問題です。論点は「改修・解体」(重要度A・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

鉄筋コンクリート造の耐震改修における柱補強工事に関する記述として,不適当なものを2つ選べ。

解答欄

正解は 2 つあります。選択肢を 2 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) 連続繊維補強工法において,躯体表面を平滑にするための下地処理を行い,隅角部は直角のままとした。 / (5) 鋼板巻き工法において,鋼板と既存柱の隙間に硬練りモルタルを手作業で充填した。

2 つとも選んで正解です。

解き方

  1. 連続繊維補強工法では,繊維シートが角部で応力集中を受けて破断しないよう,柱の隅角部を面取りし,一般に半径20〜30mm程度の丸みを付ける。隅角部を直角のままとした(3)は不適当である。
  2. 鋼板巻き工法では,鋼板と既存柱の隙間に流動性の高い無収縮モルタルやエポキシ樹脂を圧入して充填するのが一般的である。硬練りモルタルを手作業で詰めると充填不良が生じやすく,(5)は不適当である。
  3. 溶接閉鎖フープ巻き工法のフープ筋の継手はフレア溶接とし,溶接金網巻き工法の溶接金網相互は重ね継手とする。鋼板巻き工法の鋼板は工場で加工し,現場で突合せ溶接により一体化する。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。溶接閉鎖フープの継手はフレア溶接とするのが一般的である。
  2. (2)適当。溶接金網相互の接合は重ね継手とする。
  3. (3)不適当。連続繊維補強工法では隅角部を面取りし,丸みを付ける。
  4. (4)適当。工場加工した鋼板を現場で突合せ溶接して一体化する。
  5. (5)不適当。鋼板と既存柱の隙間には流動性の高い無収縮モルタル等を圧入して充填する。
引っかけ:繊維シートは角に弱いので面取り,鋼板巻きは隙間に流動性のある材料を圧入する。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.57。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する