令和3年度 No.55論点:鉄筋工事重要度 B配点 1点未着手

異形鉄筋の継手及び定着

これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.55の問題です。論点は「鉄筋工事」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

異形鉄筋の継手及び定着に関する記述として,不適当なものを2つ選べ。

ただし,dは,異形鉄筋の呼び名の数値とする。

解答欄

正解は 2 つあります。選択肢を 2 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(3) 梁主筋を柱にフック付き定着としたため,定着長さは鉄筋末端のフックの全長を含めた長さとした。 / (4) 梁の主筋を重ね継手としたため,隣り合う鉄筋の継手中心位置は,重ね継手長さの1.0倍ずらした。

2 つとも選んで正解です。

解き方

  1. フックありの定着の長さは,フック部分を含まず,フックの折曲げ開始点までの長さとする(標仕 表5.3.4 注5,図5.3.2)。フックの全長を含めるとした(3)は不適当である。
  2. 隣り合う重ね継手の位置は,継手の中心を重ね継手長さの約0.5倍ずらすか,1.5倍以上ずらす(標仕 表5.3.3)。1.0倍ずらすと隣り合う継手の端部が同じ位置にそろい,継手が一断面に集中するので(4)は不適当である。
  3. 壁筋は上下階で配筋間隔が異なる場合にあき重ね継手とすることができ,フック付き重ね継手の長さはフックの折曲げ開始点間の距離とする。スラブ下端筋の直線定着長さ L3 は10d以上かつ150mm以上である(標仕 表5.3.4)。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。壁筋は配筋間隔が上下階で異なる場合,あき重ね継手とすることができる。
  2. (2)適当。フック付き重ね継手の長さはフックの折曲げ開始点間の距離とし,フック部分は含まない。
  3. (3)不適当。フックありの定着の長さはフック部分を含まず,折曲げ開始点までの長さとする。
  4. (4)不適当。隣り合う継手の中心位置は重ね継手長さの約0.5倍又は1.5倍以上ずらす。
  5. (5)適当。スラブ下端筋の直線定着長さは10d以上かつ150mm以上とする(標仕 表5.3.4 L3)。
引っかけ:継手も定着も,フック付きの長さはフックを含めない。継手のずらしは「0.5倍か1.5倍以上」。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.55。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する