鉄骨の溶接(割れの補修・余盛り・低温時の溶接)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.27の問題です。論点は「鉄骨工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄骨の溶接に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 溶接作業場所の気温が-5℃を下回っていたため,溶接部より100mmの範囲の母材部分を加熱して作業を行った。
解き方
- 溶接作業場所の気温が-5℃未満の場合は,溶接を行ってはならない。-5℃以上5℃以下の場合は,溶接線から100mm程度の範囲を加熱して溶接することができる(標仕7.6.8)。
- -5℃を下回っていたのに加熱して作業を行った(4)が不適当である。
- 完全溶込み溶接の突合せ継手の余盛り高さは,一般に0~3mm程度が許容範囲であり,3mmであればグラインダ仕上げは不要である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。表面割れは,割れの両端から50mm以上はつり取って補修溶接する。
- (2)適当。余盛り高さ3mmは許容範囲内であり,仕上げは不要である。
- (3)適当。サブマージアーク溶接でも,溶接中の状況判断と対応はオペレータが行う。
- (4)不適当。気温が-5℃未満のときは,予熱しても溶接を行わない。
引っかけ:-5℃未満は溶接禁止,-5℃~5℃は100mm範囲を加熱すれば可。
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→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.27。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する