事業者が行う作業開始前の点検
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.68の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
事業者が行わなければならない点検に関する記述として,「労働安全衛生規則」上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) つり足場における作業を行うときは,その日の作業を開始する前に,脚部の沈下及び滑動の状態について点検を行わなければならない。
解き方
- つり足場における作業を行うときの作業開始前の点検は,労働安全衛生規則第568条により,同規則第567条の点検事項のうち「脚部の沈下及び滑動の状態」を除いたものについて行う。
- つり足場には地上で支える脚部がないので,脚部の沈下・滑動は点検項目にならない。(3)が誤りである。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。作業構台では,作業開始前に手すり等及び中桟等の取り外し及び脱落の有無を点検する(労働安全衛生規則第575条の8)。
- (2)正しい。高所作業車は,作業開始前に制動装置,操作装置及び作業装置の機能を点検する(同規則第194条の27)。
- (3)誤り。つり足場の作業開始前点検では,脚部の沈下及び滑動の状態は点検項目から除かれている(同規則第568条)。
- (4)正しい。繊維ロープを貨物自動車の荷掛けに使用するときは,その日の使用開始前に点検する(同規則第151条の69)。
引っかけ:つり足場には脚部がない,と考えれば除外される理由が分かる。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.47労働災害と災害統計の指標
令和8年度 No.48移動式足場・棚足場
令和8年度 No.49ゴンドラ作業の事業者の措置
令和8年度 No.50酸素欠乏危険作業の事業者の責務
令和8年度 No.60事業者・特定元方事業者の講ずべき措置
論点ページ:安全管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.68。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する