ネットワーク工程表のフロート
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.56の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
ネットワーク工程表に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) フリーフロートは,その作業の中で使い切ってしまうと後続作業のフリーフロートに影響を及ぼすようなフロートである。
解き方
- フリーフロートは,作業を最早開始時刻で始め,後続作業も最早開始時刻で始めるとしたときに生じる余裕時間である。
- フリーフロートは使い切っても後続作業の最早開始時刻に影響せず,後続作業のフロートを減らさない。後続作業のフリーフロートに影響するとした(2)が不適当である。
- トータルフロート TF = LFT − EFT,ディペンデントフロート DF = TF − FF であり,DFを使うと後続作業のトータルフロートが減る。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。ディペンデントフロート(TF − FF)は,使うと後続作業のトータルフロートに影響するフロートである。
- (2)適当でない。フリーフロートは使い切っても後続作業に影響を及ぼさないフロートである。
- (3)適当。クリティカルパスはトータルフロートが0の作業を開始結合点から終了結合点までつないだ経路である。
- (4)適当。トータルフロートは,最遅終了時刻(LFT)から最早終了時刻(EFT)を差し引いて求める。
引っかけ:フリーフロートは「自由に使ってよい(後続に影響しない)」余裕,ディペンデントフロートは「後続に従属する」余裕。
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論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.56。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する