市街地の建築工事の公衆災害防止
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.65の問題です。論点は「安全管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
市街地の建築工事における公衆災害防止対策に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 工事現場の境界に接している荷受け構台には,落下物による危害を防止するために手すりを設けたので,幅木は省略した。
解き方
- 工事現場の境界に接する荷受け構台は,資材などが構台の端から敷地外へ落下するおそれがあるので,手すりに加えて幅木を設ける。
- 手すりを設けたので幅木を省略した(3)が不適当である。手すりは人の墜落を防ぐもので,床面上の物の落下は幅木で防ぐ。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。表土がむき出しの場合は,散水やシートで覆って土埃の発生を防ぐ。
- (2)適当。道路上空に防護棚を設ける場合は,道路管理者の道路占用許可と所轄警察署長の道路使用許可を受ける。
- (3)適当でない。落下物による危害を防止するため,荷受け構台には手すりとともに幅木を設ける。
- (4)適当。落下物の危害防止に用いる工事用シートは,JIS A 8952の建築工事用シート1類を使用する(2類は落下物防止には使えない)。
引っかけ:手すりは人の墜落防止,幅木は物の落下防止。役割が違うので一方で他方は代用できない。
現行法令との関係:日本工業規格(JIS)は,2019年7月の工業標準化法の改正で日本産業規格(JIS)に名称が変わった。この問題の答えは変わらない。
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論点ページ:安全管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.65。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する