タクト手法の特徴と工程への影響
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.55の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
タクト手法に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 各作業は独立して行われるので,1つの作業に遅れがあってもタクトを構成する工程全体への影響は小さい。
解き方
- タクト手法は,作業を工区ごとに同じ期間(タクト期間)で繰り返し,各作業班が順に次の工区へ移動していく工程管理の手法である。
- 各作業は前後の作業と連続して流れているので,1つの作業が遅れると後続の作業がすべて待たされ,工程全体に影響する。
- 各作業が独立していて影響が小さいとした(3)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。繰り返しによる習熟効果で生産性が上がるので,途中でタクト期間を短縮したり作業者数を減らしたりできる。
- (2)適当。タクト期間で終わらない作業は,作業期間をタクト期間の整数倍に設定して流れを崩さないようにする。
- (3)適当でない。各作業は連続しているので,1つの作業の遅れがタクトを構成する工程全体に影響する。
- (4)適当。一連の作業が同一の日程で次の工区へ移動するので,各工程を切れ目なく実施できる。
引っかけ:タクト手法の弱点は「1つの遅れが全体に波及する」こと。
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論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.55。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する