コンクリートの養生
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.29の問題です。論点は「コンクリート工事」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説が読めます。
コンクリートの養生に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
ただし,計画供用期間を指定する場合の級は標準とする。
解答欄
正解
正解:(4) 普通ポルトランドセメントを用いた厚さ18cm以上のコンクリート部材においては,コンクリートの圧縮強度が5N/mm²以上に達したことを確認すれば,以降の湿潤養生を打ち切ることができる。
解き方
- 一般に,厚さ18cm以上の部材で普通ポルトランドセメントを用いる場合,計画供用期間の級が短期・標準ではコンクリートの圧縮強度が10N/mm²以上(長期・超長期では15N/mm²以上)に達したことを確認すれば,以降の湿潤養生を打ち切ることができる。
- 5N/mm²以上とする (4) は不適当である。5N/mm²は寒中コンクリートの初期養生の打切りの目安などに用いられる値である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。散水による湿潤養生は,表面を洗い流さないよう凝結の終了後に行う。
- (2)適当。標仕 6.7.1・表6.7.1のとおり,普通ポルトランドセメントは打込み後5日間以上,乾燥・振動・低温などから保護して養生する。
- (3)適当。湿潤養生の期間は早強ポルトランドセメントで3日以上,普通ポルトランドセメントで5日以上であり,早強の方が短い。
- (4)適当でない。湿潤養生を打ち切れる圧縮強度は10N/mm²以上(計画供用期間の級が標準の場合)である。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.27コンクリートの運搬及び打込み
令和8年度 No.52普通コンクリートの調合
令和7年度 No.26コンクリートの調合(空気量・水セメント比・単位セメント量)
令和7年度 No.27コンクリートの養生(湿潤養生の打切り)
令和6年度 No.27コンクリートの養生
論点ページ:コンクリート工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.29。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する