鋼材の種類と性質
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.11の問題です。論点は「構造材料」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説が読めます。
鋼材に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) TMCP鋼は,熱加工制御により製造された,溶接性は劣るが高じん性の鋼材である。
解き方
- TMCP鋼(熱加工制御鋼)は,圧延時の温度管理と加速冷却により,炭素当量を低く抑えたまま高強度・高じん性を得た鋼材である。
- 炭素当量が低いため溶接性に優れ,厚板でも溶接時の予熱を軽減できる。溶接性は劣るとする (2) は不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。SN材のB種・C種は炭素当量や降伏比などの上限を規定し,溶接性と塑性変形能力を確保した鋼材である。
- (2)適当でない。TMCP鋼は溶接性に優れ,かつ高じん性の鋼材である。
- (3)適当。FR鋼はモリブデン等を添加し,高温時の降伏点の低下を小さくした鋼材である。
- (4)適当。低降伏点鋼は純鉄に近い成分で降伏点が低く延性が高く,制振ダンパーに用いられる。
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論点ページ:構造材料の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する