コンクリート材料の特性(混和剤・セメント)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.11の問題です。論点は「構造材料」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート材料の特性に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 減水剤は,コンクリートの耐凍害性を向上させることができる。
解き方
- コンクリートの耐凍害性を向上させるのは、微細な独立気泡を連行するAE剤(またはAE減水剤)である。気泡が凍結時の水の膨張圧を緩和する。
- 減水剤は単位水量を減らす混和剤で、空気を連行する作用はないので、それ自体で耐凍害性を向上させるものではない。消去法でも(1)が不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。耐凍害性を向上させるのはAE剤・AE減水剤による連行空気であり、減水剤ではない。
- (2)適当。流動化剤は工事現場でレディーミクストコンクリートに添加し、単位水量を増やさずに流動性を大きくする。
- (3)適当。早強ポルトランドセメントは初期の水和発熱が大きく早期に強度が出るので、冬期の工事に適している。
- (4)適当。高炉セメントB種は耐海水性や化学抵抗性が大きく、地下構造物や海洋構造物に適している。
引っかけ:耐凍害性=AE(空気連行)。減水剤・流動化剤は水量や流動性の調整が目的である。
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→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する