平成29年度 No.55論点:工程管理重要度 A配点 1点未着手

鉄骨工事の所要工期算出のための作業能率

これは1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.55の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

高層建築の鉄骨工事において,所要工期算出のための各作業の一般的な能率に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) 補助クレーンを併用するため,タワークレーンの鉄骨建方作業のみに占める時間の割合を,30%とした。

解き方

  1. 高層鉄骨造の工期算出では,タワークレーンの揚重能力が工程を決めることが多い。タワークレーンは鉄骨建方のほか,デッキプレート・設備資材などの揚重にも使われる。
  2. 補助クレーンを併用する場合は,他の資材の揚重を補助クレーンに任せられるので,タワークレーンが鉄骨建方に使える時間の割合は大きくなり,一般に70〜80%程度とする。
  3. 30%では補助クレーンを併用する意味がなく,(2)が最も不適当である。揚重ピース数は1日当たり40ピース程度,現場溶接は溶接工1人1日当たりボックス柱2本・梁5箇所程度,クライミングは1回1.5日程度が一般的な目安である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。タワークレーン1台の揚重ピース数は,一般に1日当たり40ピース程度とする。
  2. (2)適当でない。補助クレーンを併用すれば,タワークレーンの鉄骨建方作業に占める時間の割合は一般に70〜80%程度と大きくできる。
  3. (3)適当。現場溶接の能率は,一般に溶接工1人1日当たりボックス柱で2本,梁で5箇所程度とする。
  4. (4)適当。タワークレーンの1回のクライミングに要する日数は,一般に1.5日程度とする。
引っかけ:「補助クレーンを併用するため」という理由から考えると,タワークレーンが建方に使える割合は大きくなるはずである。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.55。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する