工程計画(割付方式と積上方式)
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.54の問題です。論点は「工程管理」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
工程計画に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 工期が指定され,工事内容が比較的容易で,また施工実績や経験が多い工事の場合は,積上方式(順行型)を用いて工程表を作成する。
解き方
- 工程表の作成方法には,積上方式(順行型)と割付方式(逆行型)がある。
- 割付方式は,工期を先に定め,各工事に期間を割り付けていく方法で,工期が指定され,工事内容が比較的容易で,施工実績や経験が多い工事に用いる。
- 積上方式は,各作業の所要期間を手順に従って積み上げていく方法で,工事内容が複雑で施工実績や経験が少ない工事に用いる。よって積上方式を用いるとした(3)が最も不適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。前面道路の幅員や交通規制により搬入車両や重機の大きさが制約されるので,それを考慮して工程計画を立てる。
- (2)適当。工事用機械の手待ち(不稼働)を減らすように作業手順を定めることは工程計画の基本である。
- (3)適当でない。工期が指定され,容易で実績の多い工事には割付方式(逆行型)を用いる。
- (4)適当。工区の作業数量を同等にすると,各工区で作業が同じ周期で流れ,手待ちが少なくなり工程短縮の効果が上がる。
引っかけ:「工期指定・容易・実績多い」は割付(逆行),「複雑・実績少ない」は積上(順行)と組で覚える。
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論点ページ:工程管理の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.54。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する